不動産の売却は、気軽に何度もやり直しの利くものではありません。
悔いの無い取引にするために、知っておきたいポイントをまとめました。
価格設定
住み替えが目的の売却はもちろん、そうでない場合でも、少しでも高く売りたいと思うのは、ごく当たり前の事です。
だた、同じ様に、買う側も少しでも安く良い条件で買いたいと考えています。
近年では、インターネットの普及により、買主も豊富な情報を得る事が容易になり、様々な物件情報を比較検討します。
このような背景もあり、高く売りたいがために、相場からかけ離れた価格設定をする事は得策ではありません。
仲介不動産会社の算出する査定価格は、最終的な売出価格を想定した上で、プロの経験に基づいた過去の成約事例や、近隣施設等も含めた様々な観点から、市場相場に合致すると判断された価格です。
相場より高い価格設定をすればするほど、売却活動は長期化することが予想され、その期間に掛かる経費等のストレスが肥大します。
その結果、売出価格を下方修正するといった、なんとも本末転倒な結果になりかねません。
仲介会社のアドバイスを参考に、適正な価格設定をすることが、スムーズな売却を行う上では重要と言えます。
(参考)査定価格算定の基準一例
物件に関する事項
- 土地の形状・面積
- 物件の路面との接続・間口
- 物件の敷地の状態
- 物件の状態(破損、雨漏り、水漏れ、シロアリ等)
- 物件の権利関係と法令上の制限
- 隣接する土地との関係
- 土地の地盤の状態
- 物件の流通性
- 境界杭の有無
- 物件が現在の建築基準法に合致しているか
- 等
環境に関する項目
- 地域特性(騒音・振動など)
- 交通環境(駅や高速道路、幹線道路へのアクセスなど)
- 生活環境(学校・役所などの公共機関・病院・スーパー・コンビニなどの数とアクセス)
- 景観・日照
- 周辺の嫌悪施設(風俗店・墓地・工場・廃棄物処理場等)の有無


